自殺問題と断酒会
 





■大いなる躍進
 
■「社団法人全日本断酒連盟」設立
45年 8月 1日、厚生省の法人認可がおり、全断連は「社団法人全日本断酒連盟」に飛躍、理事長に大野徹が就任した。42年以来、厚生省と折衝を重ねた結果、ようやく連盟の運動の精神、趣旨、実績が認められたもので、今後の活動の大きなエネルギーとなる。これより前、同年 5月には「社団法人日本精神衛生連盟」(現保健福祉連盟)に加盟、また、「アルコール問題連絡協議会」の設立準備に参加して 8月に結成をみるなど、社会的な地位を築いていった。
■啓発、実践活動の拡大

46年10月、全断連事務局より断酒情報第1号「断酒会結成のしおり」が発刊されたのを皮切りに、「入院中のなかまへ」「断酒会さまざま」など冊子が次々と発刊された。また全国大会ごとに刊行していた「躍進する全断連」の内容も、啓発的なものへと改革していった。48年 3月には機関紙「全断連」が創刊され、59年より「かがり火」に改名される。
また、46年ごろから連盟の組織活動は急激に活発化し、関東、中部、北陸、近畿を中心に続々断酒会が結成されていくとともに、地域断酒会では地方行政機関、病院とタイアップし、また1保健所1断酒会をスローガンに、保健所と連携するとともに、酒害者の社会復帰へのきめこまかい活動が浸透していった。



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