厚労省・警察庁が後援
今年度は新型コロナ感染症の扱いが2類から5類に移行され、断酒会活動への障害が徐々に解消に向かったが、昨年同様、街宣活動が制限された地域があった。それらの地域では医療・行政、関係機関等の協力のもと、相談窓口を利用しての啓発活動となった。
今年も厚生労働省、警察庁の後援を受け、道行く人に励ましの声を掛けられ、啓発用チラシ・ティッシュ(以下、啓発用配布物)各17万部を配布した。
各地域で府県警・警察署・交通安全協会等の協力を得ることができた。
北から南まで
秋田県
秋田県断酒連合会では晩秋の寒さと雨の中、11月12日(日)会員、家族8名でアルコール関連問題啓発と飲酒運転根絶を呼びかけ街頭キャンペーンを実施した。
秋田市で一番人通りが多い、秋田駅アゴラ広場歩行者通りで、幟を掲げて通行人にアルコール問題と交通安全を呼び掛け啓発用配布物500部配った。高齢化と少数の会員が寒いあめの中、社会のため、人の命を救うため継続して活動する大切さを実感した一日だった。
宮城県
11月19日(日)、午後1時~2時まで街頭キャンペーンとして飲酒運転撲滅チラシまきを会員14名で実施した。例年になく受け取ってくれる市民が少なく、目標の1,500枚配布に達しなかった。
福島県
酒害啓発キャンペーンを11月12日(日)郡山駅西口広場にて、会員6名と福島県障がい福祉課より1名の参加をいただき、午前9:30~12:00まで開催した。
啓発用配布物500セット、県障がい福祉課で準備されたグッズ300セットを合わせて800セットの配布となった。
9時半集合、のぼり等の準備後、早速配付活動に入り、先を急ぐ人たちに丁寧に声を掛け、配付を行った。
会場の一部では酒害相談に乗る会員や、活動の趣旨を説明する会員もいて、少数ながら、充実した酒害啓発キャンペーンになった。
栃木県
11月1日(火)から始まったアルコール関連問題啓発活動は栃木県庁、栃木県警本部、警察署(19署)、栃木県免許センター、宇都宮市役所ロビー、真岡市役所ロビー、さくら市イベント会場、益子の道の駅、各ブロックの例会施設の各会場において来場する県民・市民を対象に啓発を行った。
市民公開セミナー「アルコール依存症と飲酒運転」との関連も意識して取り組みを強化した。
栃木県断酒ホトトギス会は県内のすみずみまで断酒会の活動を周知することを目標にこれらの輪を広げつつある。このことによりアルコールの酒害相談を受ける機会の底辺拡大を図っている。
千葉県
11月11日(土)、千葉県とアルコール依存治療拠点病院である船橋北病院が主催するアルコール関連問題市民公開講座で断酒会のブースを設置し、啓発用配布物を配付した。
埼玉県
過去3年間、コロナ感染防止から街頭及び駅頭での啓発用配布物配りはやめ、埼玉県保健医療部疾病対策課と県民生活部防犯・交通安全課に断酒会のアルコール関連問題啓発活動の協力を要請し、県内17保健所、県内全市町村63カ所に書面にて断酒会啓発活動に協力するよう促して頂いた。今年度はコロナの鎮静化により、行政機関の協力に加え、街頭・駅頭での配布も実施した。
埼玉東部断酒新生会は保健所5カ所と15区市町の防犯・交通安全担当課に1,000セット配布し、それぞれの窓口に置かせて頂いた。また、11月18日(土)、新越谷駅にて東部断酒新生会10名の会員で30分足らずで啓発用配布物500セットを完配した。初めて酒害啓発活動を経験した新しい会員にとって今後の断酒会活動の糧にしてほしいと感じた。
11月11日(土)、埼玉北部断酒新生会会員3名により飲酒運転撲滅の街頭宣伝を実施した。JR熊谷駅北口で1時間程で啓発用配布物500部を配布した。飲酒運転の問題が後を絶たない今日、今後も社会一般に対し、断酒会活動をPRしていきたい。
埼玉中央断酒新生会では11月12日(日) 午前10時にJR大宮駅西口コンコースに11人の会員が集合し、配布を行った。コロナ禍のため4年ぶりの駅頭配布であったが用意した700部を1時間ほどで終わらすことが出来た。
埼玉県5ブロック全体として、13,000セットを県との連携により配布し、埼玉県内全域にわたるアルコール関連問題啓発活動として、大きな成果が上がることを期待している。
東京都
曇り時々雨の天候の中、11月10日(金)「断酒宣言の日」に、JR新橋駅周辺で3年ぶりにキャンペーン活動を行った。
当日は銀座口・日比谷口・烏森口の3カ所で、友好断酒会・東京断酒新生会会員・家族10名が10時に集合し笑顔で挨拶を交わしながら準備に入り、10時30分からキャンペーン活動を開始した。今回は2,000セットの啓発用配布物を何事もなく全てを配り終えた。
「酒運転撲滅」の願いをこめた啓発用配布物配りに参加者の微笑み、目の輝きから「飲酒運転撲滅」「ストップ・ザ・飲酒運転」の趣旨が確実に浸透していることを感じた。
神奈川県
昨年度までコロナ禍により中止を余儀なくされていた全国一斉街頭キャンペーンが今年は無事開催することができた。
11月12日、桜木町駅前に会員36名が集結、思い思いに啓発用配布物のキャンペーングッズを持ち、街ゆく人々に手渡した。当日はあいにく寒空であっが、会員の酒害を訴える熱気が桜木町駅前にみなぎった。
新潟県
11月3日(祝)午前10時よりJR新潟駅前で街頭活動を行った。また事前にチラシの一部を保健所や相談窓口など福祉・医療機関などに置かせていただいた。
活動の当日は、晴天に恵まれ季節外れの暑さの中、参加者12名と小規模でしたが2時間ほどで完配した。
コロナの影響による受取拒否のようなものは、感じられなかったが、連休初日の駅前ということもあってか、片手にキャリバック、片手にスマホという方が多く、物理的に受け取っていただけないことが、多く見受けられた。
また、コロナ禍の間に条令が改正され、街頭活動の禁止区域が広がり、最も人通りの多い場所では、活動が出来なくなってしまった。状況やライフスタイル、SDGsの観点からも、今後の活動のやり方見直す部分があるかもしれない。
富山県
2年間コロナ禍で中止せざるを得なかった街頭啓発を3年ぶりに実施した。
11月10日の早朝、富山駅通路にて15名(富山県、富山市と共同)で、の啓発メモ帳の3点セットの配布を実施した。この模様は、テレビ局1社及び新聞社2社の取材を受け、報道された。
また、14日、15日には、県内3カ所(高岡市、射水市、南砺市)の駅や商業施設でも、県の厚生センターとともに啓発活動を実施した。3年ぶりに街頭啓発キャンペーンを行うことができ、充実感と達成感を感じている。総参加者数41名。
福井県
今年も全日本断酒連盟主催によるアルコール関連問題啓発週間が始まった。福井県断酒連合会は、11月5日(日)、会員・家族13名と共に、福井市のショッピングモール・エスパにてキャンペーンとしてのチラシとティシュ配布を行った。
最初はチラシの配布から苦労した。人に突然接して話しかけながら配布することに苦戦した。しかしうまく出来てよかったです。色々な人と接することが楽しくなり、私にとっても心のリハビリとして良い体験をさせていただき、ありがとうございました。そして協力していただいた会員の皆様、本当にお疲れさまでした。
長野県
長野県アルコール健康障害対策推進会議を経て、県断連、県警本部、県健康福祉部で各1,000セット、計3,000セット配布して頂いた。
長野県断酒連合会では、11月5日(日)10時~12時、松本駅前にて会員15名、松本警察署員2名の協力を頂き、書道・甲子園3連覇の蟻ケ崎高校書道部、揮毫の若さ溢れる横断幕を掲げて、チラシ・ティッシュの配布をおこなった。
愛知県
11月10日「断酒宣言の日」を中心とした酒害啓発キャンペーンに、コロナも若干収まる傾向にあるものの受け取っていただけるか多少心配しながら、いくつかの地域に分かれて取り組んだ。
名古屋と知多ブロックは街頭でのティッシュ配り、市民活動推進部会は愛知県精神医療センターの文化祭でのティッシュ配りを行った。
三河、尾張ブロックは施設への配布と、それぞれの実情に応じて行った。
6,500個のティッシュに啓発用のチラシをあらかじめ組み込んで、「お願いします」「ご協力お願いします」と声をかけながら、全員元気よく笑顔で配った。「何の団体ですか」聞かれる方もあり、市民への良い啓発の機会となった。
三重県
11月4日(土)、10時から、JR津駅東口で「飲酒運転撲滅キャンペーン(断酒宣言の日全国一斉キャンペーン)」を行った。
会員・家族19名と三重県職員1名は、“アルコール関連問題啓発週間 ”“全日本断酒連盟 ”の2種の幟を立て、「飲酒運転をやめましょう!飲酒運転の背景にはアルコール依存症があります!厳罰化だけでは飲酒運転はなくなりません!」と呼びかけながら啓発用配布物500組を配った。
滋賀県
アルコール関連問題啓発週間、「断酒宣言の日」を記念し、全国一斉キャンペーンにあわせ、11月12日(日)、滋賀県近江八幡市JR近江八幡駅を中心に飲酒運転撲滅キャンペーンを行った。
会員・家族20人で近江八幡駅南口、北口6カ所で“飲酒運転はやめよう“全日本断酒連盟の幟旗と飲酒運転撲滅のタスキでアピールし「飲酒運転撲滅キャンペーンです。飲酒運転はやめよう!!」と声掛けし、市民の方に啓発用配布物を配った。用意した2,000セットは2時間余りで完配した。また、1,000セットは県内各保健所10カ所での配布依頼も行った。
京都府
・11月11日(土)10時~JR等各線京都駅前17名650セット
・11月11日(土)10時~阪急四条大宮駅前17名650セット
・11月25日(土)10時~北野天満宮前25名700セット
今年は例年以上に街頭で配布中に市民の方から「頑張ってください」「お疲れ様です」の声を掛けていただいた。昨今の飲酒運転での悲惨な事故により市民の関心が高まっていると思う。この機会に酒害啓発活動を更に市民に根付かせたいと思う。今年も2,000セットは街頭で配付して、残りの1,500セットは、京都北部の市役所や警察署や保健所などに置かさせていただいた。
3,500セット全て配布完了した。来年からは配付数を増やすことを
奈良県
11月5日7:30~9:00まで奈良県運転免許センター玄関付近でチラシ・ティッシュの配布を行った。連合会から23名出席後、『県民セミナー』に移動した。
大阪府
11月12日(日)36名参加にて開催。ティッシュ・チラシ配布を13時~15時予定でしたが、途中雨となり10,000セット準備の内5,500セットの配布で終了。のぼり・横断幕・アナウンスと通行の方々にアピールした。断酒会の活動も多くの方に知って頂いたと思う。
大阪府警・自動車運転試験場にも配布、各地断においても街頭及び保健所等にて配布、啓発活動を行った。
兵庫県
神戸市断酒協議会は、官庁機関の多いJR元町駅で配布し、医療・行政から各2名の応援を頂いた。
神戸市断酒会は、JR兵庫駅で通勤者以外にもタクシー運転手とか駐輪場を利用する人達にも配布した。神戸の北部地域にも配布するなどそのエリアの拡大に努めている。
尼崎市断酒会は、阪神尼崎駅周辺。兵庫県東播断酒会は、JR明石駅。
西播断酒会は昨年と同様にイオン山崎店で着ぐるみ人形(しーたん)も交え宍粟市・宍粟警察職員も参加してPR活動を展開した。
他の断酒会も、ターミナル駅の配布とか医療、行政機関などに持参し配布のご協力をお願いした。街頭配布と医療行政機関への配布が半々位で、配布活動に参加する人員が年々少なくなってきているのが懸念される。
岡山県
岡山県断酒新生会では、倉敷・総社・岡山の3会場で、酒害啓発全国一斉キャンペーンを行った。
総社市では11月5日(日)にリブ21天満屋店で総社警察署と共に、飲酒運転僕滅キャンペーンの啓発用配布物を配布した。岡山市では11月11日(土)にエブリイ津高店において、チラシ・チッシュ配りを行った。
また、屋外にテントを建て、岡山市保健所の協力を受け、保健師を派遣して頂き、パッチテスト・スクリーニングテストを行うと共に、酒害相談も実施し盛況に内に開催できた。
今回は対面で、保健師のアドバイスも頂き、スクリーニングそして酒害相談が出来た事は非常に有意義であった。
岡山市保健所から活動状況を見学にお越し頂き、来年度の岡山市保健所行事予定に取り込んで頂き、行政と共催できることを期待している。
岡山県(岡山津山):11月5日(日)、会員・家族8名でイオンモール津山にてチラシ配りをして飲酒運転撲滅
の啓発イベントとした。
広島県
広島県断酒会連合会では11月11日、広島断酒ふたば会、三原断酒友の会、尾道断酒うず潮会が一斉キャンペーンに参加した。
広島断酒ふたば会は午前10時から広島駅周辺で、会員・家族19名が、広島そごうデパート周辺では、同じく25名が合わせて2,000枚のビラを配布した。両地区とも配付時間は30分ぐらいで、受け取りを拒否する人も少なく短時間で配り終えた。
一方、広島県東部の三原駅前周辺では、三原断酒友の会、広島断酒ふたば会の会員11名が午前7時から1,000枚のビラを配布、引き続き尾道市因島に場所を移し、10時ごろから尾道断酒うず潮会の2名が加わっ
て、中庄のスーパー前で1,000枚を配付した。
一斉キャンペーンに参加出来なかった断酒会は、それぞれの地域で行政機関、医療機関、福祉施設などを通して市民にビラを届けた。
島根県
11月12日浜田市のゆめタウン店前、14日松江市のJR松江駅前、15日出雲市のJR出雲市駅前にて街頭キャンペーンを行った。
地元の警察署・交通安全協会・行政の皆さんのご支援と当日の断酒会会員・家族の参加を得て、3カ所合わせて1,000セットを全て配布した。コロナ対策として手指の消毒、マスクを着用し、感染防止・拡大に留意しながら行った。
山口県
11月12日、今年も防府駅みなと口、であい広場にて街頭キャンペーンのチラシ配布を行った。会員・家族18名で、行き交う人に声をかけ、啓発用配布物を受け取ってもらった。身近にあるアルコールのもたらす問題を少しでも理解してもらうため、これからも続けていく。
香川県
香川県断酒会でも、11月12日(日)、高松市のショッピングモールゆめタウン高松において、飲酒運転を防止する啓発用配布物を1,000セット配布した。
香川県断酒会の会員家族のほか、三光病院や馬場病院、こころの医療センター五色台の職員、地元警察署の警察官、県の職員、県精神保健福祉センターの職員にも応援をいただいた。
当日はあいにくの雨空、それでも「香川県断酒会です。飲酒運転撲滅にご協力お願いします」と声をかけながらの配布となった。少しでも飲酒運転の撲滅、根絶につながることを願わずにはいられない。
徳島県
アルコール関連問題啓発週間中の11月14日徳島県断酒会では、小松島市立江町のJA東とくしま産地直売所・あいさい広場に於いて、飲酒運転根絶を願い街頭キャンペーンを実施した。実施にあたり、徳島県議会議員で当会顧問の大塚明廣氏をはじめ、徳島県警察本部交通部、小松島警察署交通課、小松島市市民環境課、JA東とくしま農業協同組合生活部産直推進課の全面的な協力をいただいた。
大塚顧問には、昨年に引き続き事前打ち合わせを兼ね、当会会員4名と共に県警察本部交通部に挨拶に伺うなど公務多忙にもかかわらずご尽力いただいた。
秋晴れとなった当日は、小松島警察署、市民環境課、会員・家族20余名が参加。交通安全を呼びかけながら飲酒運転根絶を訴える啓発用配布物や小松島警察署から提供されたウエットティッシュなどを訪れた買い物客に配った。
チラシの裏面にはアルコール依存症の回復を目指してと題し、早期発見から早期対応、自助グループなど地域資源への接続の大切さや、困った時の連絡先として県精神保健福祉センターや、徳島県断酒会の電話番号などが記載されており、交通安全とともにアルコール依存症に対する正しい理解と対応を訴えた。
また活動の様子は地元徳島新聞をはじめ東阿波ケーブルテレビ、JA東とくしま企画広報課の取材を受け、広く一般社会にアピールすることができた。徳島県断酒会では、酒害啓発の一環として徳島新聞に例会日の登載をはじめ本会ホームページ及び「ソーバーねっと」に最新情報を登載するなど情報提供の充実を図るとともに、各関係機関と連携を図り様々な行事を実施し、アルコール関連問題の解消に取り組んでいる。
高知県
11月13日、高知市に置いて断酒宣言の日を記念して、飲酒運転撲滅のキャンペーンを実施した。
全断連の啓発ティッシュペーパー、飲酒運転撲滅のチラシを手渡しながら、1時間ほどで500個のティッシュペーパーを配り終え、連帯感と達成感のなか帰路についた。
福岡県(福断連)
北九州地区は、11月11日、JR小倉駅にて、「飲酒運転撲滅キャンペーンです」「ティッシュをどうぞ」と声を掛けながら、福岡県断酒協議会の会員と共に2,000部の配布を実施した。昨年よりコロナ禍の影響が薄れていたためか、駅前を通る人も多く、11時半ころに終えた。
福岡地区は、11月10日JR博多駅にある2カ所の出入り口に立ち、22名の会員家族、行政、他の自助グループと共に7時30分より始めた。生憎の雨で、傘を片手に足早に歩く人に対して、「アルコール関連問題週間です」「飲酒運転撲滅です」等声を掛けながら配布した。大きなスーツケースを持った外国人の方々も温かく受け取ってくれた。TV局も2社取材された。「福岡はまた増えたね」と言われながら受け取られる人の姿が印象的だった。
筑後地区は11月19日、西鉄久留米駅前にて4年ぶりに十数名で実施した。人手も増えて、関心を持たれて受け取ってくださった。来年も行いたいと思う。
佐賀県
11月12日、佐賀市大和ジャスコにて、会員、佐賀県警署員12名で飲酒運転撲滅のチラシ配布活動を行った。寒い中、元気よく配布活動ができた。
長崎県
11月12日(日)浜町アーケードにて、会員9名、長崎警察署1名の10名で「飲酒運転撲滅」啓発用配布物1,000部を配布した。会員の奥様が、怪獣のぬいぐるみを着て、和ませていただいた。
長崎で一番の繁華街で、丸山華祭りも行われている中、コロナの影響も残ってか前回より時間がかかったが、1人でも多くの方へ思いが届くと信じて今後も呼びかけていきたい。
大分県
大分県断酒連合会では、アルコール関連問題啓発週間の期間中、県下の県央・県南・久大の3ブロックにて、大分駅前・各地域の商業施設敷地内の一角をお借りして、街頭運動を実施した。
横断幕・のぼり旗・アルコール関連問題啓発週間のポスターを掲げ、断酒会員、家族を中心に警察、福祉関係者の協力をいただき、1,000枚の啓発用配布物を手渡しながら、飲酒によって引き起こされる様々な害について訴えかけ、特に飲酒運転の危険性について啓発を行った。
年末年始の忘年会・新年会などの飲酒の機会が増えてくる時期、多くの方々へ断酒会活動の一環として行ったことで、飲酒運転撲滅へ微力ながら社会へ貢献できた。また、活動を通じて我々自身も断酒継続の力を得ることが出来た。
熊本県
11月19日(日)、熊本県で随一の繁華街、下通アーケード街で熊本中央署の協力を得て飲酒運転撲滅運動を実施した。
多くの買い物客等でにぎあう中、飲酒運転の撲滅を呼びかけながら、啓発用配布物の配布を1時間程で終えた。
自分達も飲酒時は社会や家庭に迷惑を掛けてきた飲酒運転、反省を込めて、今後も、この運動は続けなければと思った。
沖縄県
沖縄では依存症支援団体と協力して10年前から「酒害啓発キャンペーン」と「リカバリー・パレード」を併催している。
今年も11月26日(日)、国際通りてんぶす館前広場において断酒会、琉球ガイア、沖縄ダルク、依存症支援団体ANDOG、沖縄県警、那覇署職員の方々と、道行く人に「飲酒運転根絶にご協力お願いします」と声を掛けながら啓発用配布物を配布した。
「いつもよりも受け取ってくれるね」「去年より多く手渡すことができた」と追加のチラシを取りにくる仲間の言葉通り、みるみるチラシは減り、用意した啓発用配布物1,000部と、県警から提供の「STOP飲酒運転」のチラシ500部を予定時間よりも早く配り終える事が出来た。
このあとは総勢40人以上で「依存症は治療すれば回復します! 飲酒運転の陰には依存症が隠れています! きちんと治療を受けて回復している人が沢山います!」と連呼しながら国際通りでリカバリー・パレードを行った。
令和4年中の沖縄県の飲酒運転検挙件数は1,025件で全国平均の実に約4.6倍だという。飲酒運転をしない!させない!許さない!社会の実現のためにこの活動を今後も続けていきたい。