11月10日 断酒宣言の日

令和6年度 全国一斉キャンペーン報告

厚労省・警察庁が後援
北から南まで
北海道
雪がちらつく11月13日、小樽駅前にて、冬の交通安全セーフティコールが開催された。後志断酒連合会の会員も参加させて頂き、小樽市民88人と共に「飲酒運転撲滅」の黄色い旗を振り、ドライバーに安全運転と「飲酒運転根絶」を呼び掛けた。道行く人にはチラシとティッシュを配り、飲酒運転の防止に協力を求めた。
 小樽市では2014年7月13日に、海水浴に来ていた女性4人が身勝手な飲酒運転によるひき逃げで犠牲になり若く尊い命が奪われている。北海道民なら誰もが知っている悲惨で悲しい事故だった。あれから10年たった今も飲酒運転は後を絶たない。被害者の命も残された家族の人生も一瞬にして奪われてしまう。飲酒運転のニュースを聞くたびに虚しくなってしまう。我々個人の力は小さいけれど、仲間が集えば思いは広まっていく。悲惨な飲酒事故が無くなるよう、これからも「飲酒運転根絶」を訴え続けていく。
青森県
八戸駅前広場にて、11月10日朝7時から9時半まで断酒連合会会員3名でティッシュ(300個)とチラシ(200枚)の配布を行った。今年も穏やかな天気で、駅を利用する人達に配ることができ、よかったと思う。その他、交通安全協会の協力を得てティッシュ1700個、チラシ700枚の配布を配布することができた。
秋田県
秋田県断酒連合会は、肌寒い11月10日(日曜日)県合同例会開催日に合わせて、アルコール関連問題啓発と飲酒運転根絶を呼びかける運動キャンペーンを実施した。合同例会会場が横手市で開催され会員、家族、関係者20名が集まった。午前中は合同例会を行い昼食後、横手市役所通りで幟を掲げて通行人と近隣住民に、アルコール関連問題と交通安全飲酒運転根絶を呼び掛け、ティシュとチラシ300枚配りました。横手市の人口が8万人余りで人通りが少なく、残りは各地域断酒会に持ち帰り期間中にそこの地域で配布することとした。高齢化と寒い中、社会の為、人の命を救う為、継続して活動する大切さを実感する一日であった。
岩手県
本県においては、街頭でチラシを配布できる人通りの多い場所がごく限られているため、11月10日、盛岡市の商店街の店頭をお借りしてチラシ・ティッシュを配布しながら酒害啓発を呼びかけた。
このほか警察署、保健所、市町村の担当窓口等を訪問し、ポスターの掲示、チラシ、ティッシュの活用をお願いした。
宮城県
秋深まる宮城県仙台市にて、酒害啓発全国一斉キャンペーンのもと、天候にも恵まれた暖かい日11月17日の日曜日にチラシ・ティッシュ配りをおこなった。
宮城県断酒会の会員や、法人で運営しているアルコール・リハビリホーム(Campusどんぐり)の方々の協力も得て、スローガンにある[飲酒運転根絶]を呼びかけながら総勢18人で仙台市民に手渡すことができた。市民の人からも自分たちの心の内からも、こう聞こえてきた。
「良い活動をしている!」短い時間の繰り返しであったが互いにありがとうの言葉が発せられた。参加者全員が気持ちの良い休日を過ごすことができた。
福島県
11月9日(土)午前9時30分から。12時から郡山駅前西口広場にて福島県保健福祉部障がい福祉課、福島県精神保健福祉協会心のケアセンター、断酒会会員が参加した。
当日は東北らしい寒さのなか、県障がい福祉課と心のケアセンターより応援をいただき開催した。年々会員の参加者が減少するなか、先を急ぐ人達も参加者の丁寧な声かけに足を止め配布物を受け取っていた。
埼玉県
埼玉西部は11月3日、JR・東武東上線の川越駅前で飲酒運転根絶の啓発チラシとティッシュ1000セットを街行く人に配布した。また西部域内の市役所・町役場、保健所、警察署などにも同啓発チラシとティッシュ2500セットを配布し、飲酒運転根絶啓発活動への協力を求めた。
埼玉中央断酒新生会では11月4日(月祝)にJRさいたま新都心駅東西自由通路内でポケットティッシュ及びチラシの配布を行なった。友好断酒会からも応援があり、総勢19人で午前10時から1時間ほどで約400部を捌くことができた。初めての場所だけに不安もあったが来年以降の手応えを感じた。一方でこころの健康センター、保健センター、交通安全課、各警察署へのポケットティッシュ及びチラシの配置を依頼し、24箇所に向けて合計1000部を郵送配布した。
埼玉東部断酒新生会は活動エリアに所在する保健所5ヵ所と15区市町の防犯・交通安全課及び警察署、病院に断酒会会員自らチラシ・ティッシュを1500部持参し窓口に置かせて頂いた。埼玉北部断酒新生会は、11月9日(土)会員6名により、飲酒運転根絶の街頭宣伝を実施した。JR熊谷駅北口で午後1時より開始し、20分程でティッシュ、チラシ200部を配布し終わった。
埼玉北部断酒新生会は活動エリアに所在する保健所5カ所、警察署13か所、市町村27か所、病院関係等18か所に1800セット配布し、それぞれの窓口に置かせて頂いた。これは街頭での配布に替わる広範囲な啓発活動となっている。
飲酒運転の問題が後を絶たない今日、今後も社会一般に対し、断酒会の活動をPRしていきたい。
千葉県
千葉駅頭でティッシュ&チラシ配布を五年ぶりに実施。
 当連合会では、例年、JR千葉駅前で「飲酒運転根絶」のためのティッシュ配りを実施していたが、コロナ禍の影響により実施を見送っていた。11月9日(土)、ついに5年ぶりに再開することができた。
 当日はお天気にも恵まれ、午前9時にスタートしたが、あらかじめ用意したティッシュとチラシをセットした配布物(2千)の受け取りや反応はよく、「がんばってください」「断酒会のことは知っています」「自分はお酒を飲まないから関係ない」「自転車の飲酒運転も罰則があるのですよね」とおっしゃる方もあり、飲酒運転をめぐるさまざまな反応を肌でキャッチすることができた。
 取り組んだ結果、「千葉県はティッシュの受け取り(反応)がよく、関心の高さが感じられる」「取り組むまでは、ティッシュ配布の反応はよくないのではと思っていたが、意外と好反応だった」などの積極的な手ごたえを感じるものだった。
 約二時間弱の実施だったが、久々の取り組みに大いに充実感を感じることができた(参加は県内会員10名)。
来年以降、さらに多くの会員・ご家族と共に実施できるように事前の準備から力を注いでいきたいと思う。
東京都
11月16日(土)10時~12時の予定で『アルコール関連問題啓発週間』新橋駅周辺街頭ティッシュ配りを行った。参加者は東京断酒新生会会員家族合わせて22名。
銀座口、日比谷口、烏森口の3か所に分かれ配布した。今年はチラシ入りティッシュ3000枚を準備、土曜日とあって平日よりサラリーマンは少なかったが、家族連れやイベント会場に向かう人が多く予定より1時間早く配り終えることができた。最後に、今年も飲酒運転で悲惨な死亡事故があった。1人でも多くの人にこの活動を通して自分事として捉えて頂きたいと感じた。
神奈川県
11月10日、JR桜木町駅前広場にてアルコール問題啓発週間の中、表題の事業が開催された。
県連会員家族30名が集結し、一般市民を対象に啓発チラシとティッシュペーパー2000部が配布された。飲酒運転根絶を目的とした、公益性ある県連の重要事業であり、今後継続的に開催することに意義を感じた。
新潟県
11月3日にJR新潟駅前でチラシ・ティッシュの配布と声かけの街頭活動を行った。少人数にも関わらず連休中の好天にも恵まれ、1時間半ほどで配布する事ができた。
また事前にチラシやポスターの配布・展示に協力頂いた新潟県障害福祉課、新潟市こころの健康センター、新潟市保健所、県北精神福祉協会、河渡病院の各位に感謝いたします。
富山県
県連では、平成27年以来、アルコ―ル関連問題啓発週間の街頭啓発については、断酒会単独で行うのではなく、行政機関に協力して実施するスタンスをとっている。
富山市では、昨年と同様、11月11日の早朝、富山駅南北自由通路の「あいの風富山鉄道」の改札口付近において、街頭啓発キャンペーンを実施した。富山県健康課長の挨拶をスタートとして、16名(富山県、富山市と共同)で、全断連作成のチラシ及びティッシュ及び県作成の啓発メモ帳を、ラッシュ時の通勤者を中心に配布を実施した。
また、13日、14日、15日には、4か所(高岡市、射水市、氷見市、南砺市)の商業施設でも、地元の断酒会が県の厚生センターとともに啓発活動を実施した。
参加者は、チラシを読むことで「アルコールに問題がある場合にはどうしたらよいか」についてのキッカケになればと思いつつ、配布しながら充実感と達成感を感じた。
なお、氷見市における啓発模様は、新聞社の取材を受け、翌日の朝刊で報道された。
福井県
11月17日、ショッピングモールエルパにて、「飲酒運転根絶」をスローガンとして、会員の皆さんが思い思いの言葉でチラシを配った。楽しく取り組むことができて、良い雰囲気だった。道路交通法が改定されて自転車が車、バイクと同じ車両の仲間としてそれぞれ、特に飲酒に対する違反も厳しくなってきている。今までそれほどルールを気にしなかった人も多いのだなぁと感じながら、今一度、安全やルールについて見直していただければ、と願いながら、声掛け活動に参加できて大変充実したひと時だった。
長野県
長野県断酒連合会は11月17日(日)、JR松本駅前に県内の断酒会員16名、長野県松本警察署の青木警部補と共に、アルコール関連問題啓発 全国一斉街頭キャンペーンを実施した。
平成20年から始まったこの街頭キャンペーンでは、今年も厚生労働省と警察庁の後援を受け「チラシ・ティッシュ」を約1000セット配布した。
チラシとティッシュを受け取った方の中には「お酒の宣伝をしているのかと思ったけど、逆だったのね。頑張ってね。」との声も聞かれた。
愛知県
「断酒宣言の日」を中心に、「飲酒運転根絶」の街頭宣伝活動を愛知県内いくつかの地域に分かれて取り組んだ。名古屋連合は11月10日(日)に、名古屋中心街の金山総合駅周辺で、三河ブロックは豊橋駅周辺でティッシュ配りを行った。
尾張ブロックは、春日井保健所、春日井警察、ふれあいセンター等10箇所へティッシュを配ることができた。
知多ブロックは11月16日(土)に大府駅周辺で、市民活動推進部会は愛知県精神医療センターの文化祭でのティッシュ配りを行った。「飲酒運転根絶のキャンペーンです」「お願いします」と声をかけながら、全部で7500個を元気よく笑顔で配り、市民の皆さんと触れ合いながらの良い啓発活動を行うことができた。
三重県

11月2日(土)11時から、雨天の隙間に、JR津駅東口で、「飲酒運転撲滅キャンペーン(断酒宣言の日全国一斉キャンペーン)」を行った。
三重断酒新生会の会員:13名と三重県職員:1名は、“アルコール関連問題啓発週間 ”、“飲酒運転追放 ”の幟を立て、「飲酒運転をやめましょう!飲酒運転の背景にはアルコールがあります!厳罰化だけでは飲酒運転はなくなりません!」と呼びかけながら準備したビラとティッシュ500組を配った。午前中の1時間ではあったが順調に配布できた。

滋賀県

令和6年アルコール関連問題啓発週間、「断酒宣言の日」記念、全国一斉キャンペーンにあわせて、令和6年11月10日(日)午前9時から11時にかけて滋賀県近江八幡市 JR近江八幡駅を中心に飲酒運転根絶キャンペーンを行った。
 滋賀県断酒同友会会員、家族16人が先ずアクティ近江八幡1階会議室に集まり、チラシとティッシュのセットを行い、その後セット係と、駅前配布係に分かれて近江八幡駅北、南口4箇所で“飲酒運転は止めよう”“アルコール問題啓発週間”のぼり旗と、滋賀県断酒同友会の腕章でアピールし「飲酒運転撲滅キャンペーンです!!」「飲酒運転は止めましょう!!」と声掛けし、駅の通行人にティッシュとチラシのセットを配った。晴れて暖かい日でしたが人出はいつもより少なく苦労した配布だったが、
「飲酒運転は止めましょう」の掛け声も宜しく配布を行った。また、保健所、各市町窓口、支部の例会会場での配布依頼も各支部へ依頼した。

京都府
京都府断酒連合会では11月9日(土)10時~JR等各線京都駅前19名、阪急四条大宮駅前16名、11月25日(月)北野天満宮前15名でチラシ・ティッシュ各1、000セット(計3、000)を街行く人々に配布、アピールした。京都北部の市役所・警察署・保健所などに1、500セットを設置させていいただいた。
 昨年度より1,000セット増だったが、両日とも天候にも恵まれ会員・家族・一般のみなさんが一生懸命「飲酒運転撲滅キャンペーンでーす、悲劇を繰り返さないで!」などとお声掛けしながら約一時間で配布完了した。北野天満宮では月に一度(25日)のご縁日。露店・屋台で参拝客や観光客(外国人観光客)賑わう中「笑顔」でのキャンペーン。「おおきに、ごくろうさん!」のお言葉に我々も明日への元気と勇気をいただいた。
大阪府
令和6年11月13日(水)13:00~15:00難波高島屋前広場にて、断酒宣言キャンペーンを断酒会会員20名の参加にて開催致した。
当初、10日(日)予定だったが、当日会場イベント使用の為、平日開催となり参加人数は昨年より少ない人数での配布となった。
通行人も日曜日に比べ、多少少なく配布場所にも規制があり、いつもの様に、動きまわっての配布とはいかなかった。
メガホン・のぼり・横断幕とにぎやかに開催し、通行人はインバウンドの方が多く、昨年とは勝手が違い受け取られない人もおられたが、みなさんの頑張りで2時間休憩なしで6000個の配布となった。
断酒されている通行人から、配布がんばってくださいとの声も頂き、協力して頂いた会員の熱意が通じたのではないかと思う。飲酒運転根絶に一役かえたのではないかと感じた。
岡山県
11月9日(土)にエブリイ津高店において「飲酒運転根絶運動」を開催した。
店頭にて、アルコール関連啓発週間のチラシ。ティッシュの配布活動を行った。
今回も岡山市保健所の健康づくり課の協力により、断酒会員と共に、ビラ配りを行って頂いた。
また、保健師さんの指導・協力を得て、アルコールパッチテストも行い、多くの人が関心を示して頂いて、「時間的な問題で、自宅で検査してみる」との人もおられたほど盛況であった。
今回も酒害相談室をテント内に設けての相談には、若い大学生の方が来られ、酒害に対する関心の高さも感じた。
 参加者16名(家族会員、賛助会員、他県からの応援を含む)及び保健師2名、全員最後まで熱心にチラシ・ティッシュを配り、飲酒運転根絶を訴えた。
 この会場では、今年で3回目となるが、地方行政の岡山市保健所の協力を得るなど、年々と雰囲気が良くなってきている事は間違いない。
毎年開催することにより、自助組織「岡山県断酒新生会」を知ってもらい、断酒会の活動目的である、「酒害者救済」の輪を広めていければと願っている。
広島県
広島県断酒会連合会は11月9日、広島市中区の広島そごうデパート周辺、南区広島駅前周辺、三原市の三原駅周辺、尾道市因島中庄町で一斉行動を行い計3050枚のビラを配布した。
 広島市内のビラ配付では広島断酒ふたば会の35人が参加、午前10時から2000枚のビラを配布した。参加した会員は「お早うございます。全断連の酒害克服と飲酒運転撲滅を訴えるビラです」などと道行く人に声を掛けながら手渡した。市中心部と広島駅前周辺とあって配付は約40分で終了した。
一方、三原駅前周辺には午前8時からふたば会の会員4人と三原断酒友の会の4人が300枚を配付した。続いて場所を因島に移し、尾道断酒うず潮会の会員2名も加わり、午前10時から750枚を配付した。
 統一行動に参加しなかった断酒会はそれぞれの地域の行政機関、医療機関の協力を得て、配布してもらったり、施設に置いてもらったりした。
山口県
11月10日、山口県断酒会はJR徳山駅北口広場で、アルコール関連問題啓発週間および断酒宣言の日を記念した飲酒運転根絶キャンペーンを実施した。今年は山口県警周南警察署との初の合同開催となり、地域の皆様に飲酒運転の危険性を啓発する貴重な機会となった。
当日は、会員とその家族21名、警察官が参加し、「飲酒運転は止めましょう!」という力強い掛け声とともに、市民一人一人に声を掛け、手渡しでチラシ入ティッシュ、トイレットペーパーを配布した。チラシには「ストップ・ザ 飲酒運転」とのメッセージが掲げられ、飲酒がもたらす危険や、飲酒運転によって人生が破壊されるリスクが訴えられている。酒害の恐ろしさを反面教師として世間に訴え掛け、正しい認識を広げることが断酒会員の役割であり、過去に迷惑を掛け続けてきた社会へ貢献できることだ。
さらに、チラシには「アルコール依存症の回復を目指して」という内容も含まれ、早期発見や早期対応の重要性が強調されている。地域の自助グループへの参加や専門家への相談を呼びかけ、アルコール依存症に対する理解を深めることが期待されている。飲酒運転の問題はすべての世代に関わる重要な課題であり、今後も山口県断酒会は地域警察署と連携し、飲酒運転根絶に向けた取り組みを続けていく。私たちの活動が地域の交通安全と健康な生活の実現に寄与することを願っている。
香川県
11月10日(日)午前、香川県綾歌郡綾川町のイオンモール綾川の各出入り口において、飲酒運転根絶キャンペーンとして、飲酒運転根絶を訴えるチラシ入りポケットティッシュを1000個配布した。
香川県断酒会の会員家族のほか、県障害福祉課、県精神保健福祉センターの職員、地元高松西警察署の警察官、三光病院、こころの医療センター五色台、馬場病院の医療スタッフらに協力をいただき、「飲酒運転根絶にご協力をお願いします」と大きな声でモールに買い物に来られたお客さんに呼びかけた。これより年末年始、忘年会などのイベントが続く、文字どおり飲酒運転の根絶を心より願わずにはいられない。
高知県
断酒宣言の日、高知市は前日の雨予報を裏切り、秋空にイチョウが色づき始めていた。集合時間の大分まえから、一人また一人と軽い足取りで、高知県断酒連合会の仲間たちが集まり、一年ぶりのパレードにすこし緊張しながら、笑いあっていた。今回も医療から下司病院そして、同じく元スタッフで「地域活動支援センターぐらっぷる」の方など多数参加いただいた。中央公園までのアーケード街1キロ弱を、ひろめ市場の前からティッシュペーパーとチラシ配りを始めた。
観光客や通行人へ「飲酒運転根絶の啓発をやっています」と声かけをしながら進んでいくうちに、かつては飲酒運転をしていた私が、啓発活動をやる資格があるのかという気持ちが、仲間に背中を押され配るうちに、断酒が出来て飲酒運転の検問に、怯えることのない事への感謝に代わった。来年も仲間と支援者の皆様と共にパレードに戻ってきたいと思う。
福岡県
一般社団法人福岡県断酒連合会では、北九州地区、筑後地区、福岡地区にて街頭ビラ配布を行った。
北九州地区は11月10日、JR小倉駅前にて、18名で2.000部を歩行中の市民の方々に声をかけながら配布した。今年は国営放送局の取材もあり、より効果的なキャンペーン活動を行うことができた。
筑後地区は11月10日、西鉄久留米駅前東口において実施した。コロナウィルス感染症も落ち着いたとういえ、インフルエンザ等の感染もありチラシ配布に難が見られたが、来年度も引き続き取り組んで行くつもりである。
福岡地区は11月11日07:30よりJR博多駅にて、福岡県庁の方々と一緒に配布を行った。本年は会員家族とも多くの参加があり、また放送局よりの取材もあり活発した配布となった。受け取られた方より「自転車も厳罰化されますね、頑張ってください!」と励まされた。
福岡県は飲酒運転がまた微増している。また2輪車の飲酒運転も多い。それを知らない人、「近くだから」「抜けていると思ったから」という人が多い。
アルコール関連問題啓発運動の継続を再認識されるキャンペーンだった。
長崎県
長崎県断酒連合会は。11月17日(日)に長崎市一番の繁華街である浜の町アーケードにおいて、啓発チラシ及びティッシュを、1000部配布した。
長崎近郊の会員8名、長崎警察署総務課から1名の合計9名で実施した。例年より人数が少なく人通りが少なかったため、午後2時から4時までかかった。問題飲酒に対して理解してくださるかた、無関心なかたそれぞれであった。中高年女性のかたが多く受け取ってもらえた。私たち会員が減少、高齢化でももっと積極的に活動したい。
熊本県
11月24日(日)午後3時より熊本市下通アーケード街にて飲酒運転撲滅運動を実施した。今年も、もうすぐ年末、忘年会シーズンを迎える中、飲酒運転根絶を声高らかに呼びかけながらチラシとティッシュを配布した。中には、入会間もない会員さんも参加され少し恥ずかしそうに見えたがしっかり配布されていた。アルコールが判断力を低下させ、取り返しのつかない事故を起こして人生を台無しにしてしまうことが無いように、アーケードを行きかう人たちにこの声が届くことを願うばかりだ。
私も恥ずかしながら飲酒運転をしていた。今は、反省している。「こうして例年のこの活動が大切です」と参加されている警察官も言われた。今後も熊本県警の協力を得ながら続けていきたいと思っている。「飲んだら乗らないでー・・・後悔はながいよー・・・」
沖縄県
11月24日(日)12時から那覇国際通りてんぶす館前広場において、断酒会会員家族、支援者、関係者と共に用意した1,000部のアルコール関連問題啓発チラシ・ティッシュ配りを行った。
協力参加していただいた沖縄県警察本部交通企画課課長の挨拶の中では沖縄県の飲酒運転がここにきて増加傾向にあると語っていた。重罰化では減らない飲酒運転の陰にはアルコール依存症が潜んでいることを物語っている。
例年よりもチラシ・ティッシュを受け取る方が少ないようで、時間内で用意したチラシ・ティッシュの四分の一ほど余った。その分は年度内県内行事で活用していく予定である。
13時からはリカバリーパレード&ハルくんプロジェクトと題して、支援者、自助グループが一緒に活動する団体「ANDOG」を中心に「依存症は回復する病気です」と連呼しながら街頭パレードを行った。
恒例のカメおばぁの沖縄方言朗読によるハルくんプロジェクト「ボクのことわすれちゃったの?―お父さんはアルコール依存症」は参加者の大人から小さい子まで物語を熱心に聞き入っていた。
晴れ渡った爽やかな一日を仲間・関係者総勢51人と共に啓発活動を通して楽しんだ有意義な一日であった。
毎年国際通りで開催している啓発活動だが、観光客中心の国際通りよりも地元へアピールできる場所がよいのではという声も多く、街頭キャンペーンに関しては次回から場所変更を検討する予定である。